幼稚園に子供を送り出して、さあ家へ帰ろうというタイミングになって急に思い出す「あ!!!あれ持たすの忘れた!!!」
うちの息子は忘れ物常習犯。しかも99%私のミスのせいで……。
幼稚園児くらいだと、荷物の準備や最終チェックは親の役割という場合も多いのではないでしょうか。我が家もそのパターン。
準備と確認の両方を任されているママ本人が忘れっぽいと、そのしわ寄せは子供へ向かいます。息子は「おかあさんは忘れんぼだからなぁ」なんて笑って許してくれていますが、申し訳ない気持ちは募る一方。
そんな我が家のうっかりママとその子供が忘れ物なく登園するための手助けをしてくれたのが「持ち物チェックボード」でした。
子供に自分で身支度できるようになるので、親も楽ちん・子供も成長できて一石二鳥。
100円ショップで手に入るアイテムだけで簡単に作れるので、作り方をご紹介します!

既製品購入前のおためしとしてもおすすめ
おしたくのための持ち物チェックボードとは
持ち物チェックボードとは、必要な持ち物を絵や文字で表したカードを移動させたり裏返したりすることで子供本人に入れ忘れがないかチェックしてもらうためのものです。
ホワイトボードや黒板などにマグネットカードを貼り付けて使うものが主流です。
こちらの商品は用意ができた物はマグネットを裏返していくタイプ。持ち物のラインナップが小学生向けですが、イラストと文字が両方書いてあるので幼稚園児でも使えると思います。
100均アイテムで持ち物チェックボードを手作りしてみた

完成したおしたくチェックボードがこちら。
え、絵がださい?
いいんですいいんです、我が子に意味さえ伝われば……!
おしたくボード作りで用意するもの

- ホワイトボード(今回は20cm×30cm。サイズはお好みで)
- マグネット
- 油性マジック
- ホワイトボードマーカー(下絵用。必要なければ省略可)
- セロハンテープまたはテプラ
- 壁掛けが必要な場合はフック金具(省略可)
材料はすべてダイソーで購入。

おしたくボードの肝となるマグネットは表面が平らになっているものを選んでください。
今回使用しているのは直径約2cmの小さいタイプですが、子供の扱いやすい大きさを選んであげるのがポイントです。
おしたくチェックボードの作り方
息子の通う幼稚園では毎日の通園のためのリュックと週初めに園グッズを入れるトートバッグの2種類のバッグがあります。
それぞれに入れる荷物が異なるので、バッグごとにイラストを用意することにしました。
ホワイトボードにリュックとトートバッグの絵を描く
ホワイトボードの半分ずつにバッグの絵を描きます。
下絵の段階ではホワイトボードマーカーを使い、最終的なペン入れは油性マジックを使いました。
ホワイトボードマーカーで描いているうちは何度もやり直しができるので、絵心のない私は何度もリュックを描き直しています(それでもこんな出来)
納得いく絵が描けたら、ホワイトボードマーカーの下絵をなぞるように油性マジックで描き、最後にホワイトボードマーカーの線を消すときれいに描けます。
下絵なしでもいけるよ!という方はマジックで直接描いちゃってOK。
マグネットに文字を書く

1つの用品につき1つのマグネットを用意し、用品名を書いていきます。
- マグネットに油性マジックで直接書く
- セロハンテープに油性マジックで書き、マグネットに貼る
- シールやマスキングテープに油性マジックで書き、マグネットに貼る
- ラベルライター(テプラやピータッチなど)でラベルを作成して、マグネットに貼る
などなど、方法はいろいろありますが、用品の増減や書き損じなどを考えると2.3の方法が手軽です。
ラベルライターをお持ちの場合はささっとラベルを作ってしまうのが一番楽かも。我が家もテプラの透明地に白文字のテープで作りました。
まだひらがなが読めないお子さん用にイラストを描いてあげる場合は、イラストが描きやすいように大きいマグネットにすることをおすすめします。
これ以上イラストなんて描きたくない!という場合は市販の収納用ラベルなどあらかじめ洋服やタオルのイラストがデザインされたシールを使うのもアリです。
クローゼット内や衣装ケースの分類ラベルとして100均でもおしゃれなラベルシールが置いてあることもあるので、材料を用意するついでに探してみてもいいかもしれません(うちの近所は在庫切れで発見できませんでした・涙)
ホワイトボードにマグネットを設置して完成!
用品名を書いたマグネットをホワイトボードにつければ完成です。
マグネットはそれぞれのバッグに入れる物を下の方に並べておくといいと思います。
あとは子供が荷物をバッグに入れたのを確認したら、マグネットもバッグのイラスト上へと移動するだけ。
子供と一緒にお荷物チェックをして忘れ物をなくそう
我が家の場合はこのおしたくチェックボードを導入したおかげで毎日の持ち物を忘れることは激減しました。
そりゃ、私ひとりで確認するよりも息子にダブルチェックしてもらった方が正確性は増しますよね。早くやればよかった。
子供だけでもわかるようになっていますが、ママも一緒に確認しながら用意をするとより忘れ物は防ぎやすいです。
また、イレギュラーな持ち物についてはホワイトボードに付箋メモ貼ったり、子供の幼稚園グッズをワゴンにひとまとめにしたり、視覚的に持ち物の存在をアピールして乗り切っています。

目に見えないものはつい忘れがち、なタイプには「見える化」の徹底をおすすめします
本当に当たり前の話なんですが、毎日の忘れ物がなくなると子供が園で注意を受けたり恥ずかしい思いをしたりと不要にしょんぼりさせなくてよくなるので、親も子も心穏やかに園生活を楽しめます。
またこうして自分で用意をする習慣をつけることで、子供の自信にもつながり小学校入学以降もスムーズに身支度してくれるんじゃないかなぁと期待しています。