4歳の息子を連れて、上野の国立科学博物館へ行ってきました!
なにかの企画展にあわせてではなく、常設展のみの見学。
これがまぁ、とにかくとっても楽しかった!!(恐竜大好き親子)
私、かはく(国立科学博物館の略称)が大好きで、子供の頃から数えたらたぶん8回目?とかそのくらい入館してまして。
恐竜にハマっている息子にもとことん楽しんでもらおうと計画的に見学しました。
国立科学博物館ってかなり有名な博物館で、きっとレビューとかもいろんな方が書かれてると思うので、詳しいことは国立科学博物館HPとか他のサイトとかみていただくとして…
恐竜好き親子が考えるおすすめ見学コースにしぼってレビューをしていきます!
- 子供は未就学〜小学校低学年くらい
- とにかく恐竜や動物の展示が見たい!
という方の参考になったら嬉しいです。
まずは国立科学博物館の展示フロアをチェックして!
国立科学博物館の常設展示室は地球館と日本館とに分かれています。
地球館6フロア、日本館3フロアととにかく大ボリューム!
ひとつひとつの展示をゆっくり見ていくと、大人でも疲れてしまうレベル。
この「知識吸収したぞー!」っていう疲労感、大人だったら楽しめるんですけどね。
まぁ、子供は飽きるか電池切れするかのどっちかですよね。
そこでおすすめは、子供の見たいところを先に見てしまうこと。
本当はフロアごとに順番に見ていくと、地球の歴史と科学技術の進歩について理解できるようにつくられているのですが…。
そうすると小さい子供は集中力が持たずに飽きてきてしまうのです。
「あれも見たかったのにー!」と後から言われるのも困るし、グズグズになった子供に無理矢理展示を見せるのも大変。
なので、子供が小さいうちは、つまみ食い的に見学するのがいいと思います。
地球館の展示フロア
地球館では「地球生命史と人類」がテーマです。
3F |
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2F |
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1F |
| 恐竜(化石)あり |
B1F |
| 恐竜(化石)あり |
B2F |
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B3F |
|
とにかく絶対はずせないのが地球館の地下1階展示室。
1フロア全体に恐竜の化石が展示されていて、入った瞬間にわーっ!!!ってテンションが上がります。
このフロアについてはあとで詳しくご紹介します。
地球館のエントランスすぐの1階展示室にアロサウルスの全身骨格があります。
入り口なのでざわざわしますが、迫力あるので見た方がいいです。
動物が好きな子だったら、地球館3階もおすすめ。
うちは恐竜だけの予定でしたが、パンフレットを見た息子が行きたがったので、剥製たちもじっくり見学して帰りました。
(私の個人的趣味で牛ゾーンの写真しかなく、ごめんなさい。偶蹄目かわいい)
日本館の展示フロア
日本館では「日本列島の自然と私たち」がテーマ。
3F | 北 | 日本列島の生い立ち | 恐竜(化石)あり |
南 | 日本列島の素顔 | ||
2F | 北 | 日本人と自然 | |
南 | 生き物たちの日本列島 | ||
1F | 北 | (企画展示室) | |
南 | 自然をみる技 |
展示フロアではないのですが、地下1階にシアター360という上映施設もあります。
座席の周り360°全方位にスクリーンが設置されていて、迫力ある映像が楽しめるのでおすすめ。
月によって上映プログラムが変わるので要確認。恐竜の回だとトリケラトプスが見られます。
国立科学博物館のページからも上映スケジュールを確認できます。
※設備改修のため、2018年9月4日~2019年3月下旬まで閉鎖が予定されています。
国立科学博物館のおすすめ見学コース
↓
地球館の地下1階で恐竜の化石を堪能する
↓
地球館の地下で恐竜から哺乳類への移り変わりを感じる
↓
日本館でフタバスズキリュウの全身化石にあいさつする
↓
ミュージアムショップでおみやげ購入
国立科学博物館の常設チケット売り場は日本館側なので、いったん日本館を通り抜けて地球館へ移動し、また日本館へ戻ってくるルートがスムーズかと思います。
企画展開催中に入館する場合は、企画展示を堪能するところからスタートして、余力があれば常設展も見るって感じでしょうか。(かはくの企画展とかホントに情報量多くて、常設展までじっくり見たらめちゃめちゃ時間かかります。楽しいんだけどさ。)
ミュージアムショップは日本館の地下1階にあるので、最後に寄るのをお忘れなく!
一般的な博物館のミュージアムショップよりも広いし、オリジナル商品も置いてあるのでお配り系のおみやげ購入もできます。
我が家はここでブラキオサウルスのぬいぐるみを買って帰りました。
https://torimama.net/colorata-dinosaur/
国立科学博物館の見どころ【恐竜のみ】
地球館B1 恐竜の謎を探る
展示室にところせましと化石が並んでいるので、迫力に圧倒されます。
恐竜の全身が復元された化石が多くて、しかもそのどれもがメジャーな恐竜ばかりなので、恐竜オタクじゃなくても楽しめると思います。
トリケラトプスとか。
(ちなみに、このトリケラトプスとティラノサウルスは通路をはさんで展示されています。ティラノサウルスがトリケラトプスを狙っている構図なんだとか)
ステゴサウルスもいます。(この写真撮るためになんどもガラスに自分の姿が写って残念な気持ちになりました。恐竜展示にはしゃぐ30歳児)
息子も「これしってる!図鑑で見た!」と興奮。
これくらい有名な恐竜だったら、子供に「これなに?」と聞かれても答えられるので、親としてもありがたい(笑)
デイノニクスの化石。中心の白い棒が回転しているので、化石もぐるぐると回り続けます。
骨盤の形とか、恐竜と鳥との骨格の共通性を理解しやすい展示なのですが、そんなことより化石が回るインパクトすごい。
息子は「しまじろうのDVDで見た!」と喜んでいましたが、しまじろうに馴染みのない子にも、豚の丸焼きよろしく回転している化石の展示は面白いんじゃないでしょうか。
もちろん詳細な展示もあるのですが、じっくり読み込んで見学できるのは小学校高学年以降になってからでしょうか。
化石の発見から採集、クリーニングの過程を見ると、化石に対しての理解が深まるので、時間があったら子供に説明してあげるといいかも。
息子は図鑑やテレビなど見る「生きている恐竜」にしか興味がなかったのですが、この展示を見せたら「恐竜の化石」にも興味を示すようになってくれたので、博物館をより楽しめるようになりました。
日本館3階 日本列島の生い立ち
日本館の3階にはフタバサウルス(フタバスズキリュウ)の全身骨格が展示されています。
発見当時の姿も展示されていて、恐竜の化石発掘→復元の流れがわかりやすいです。
オールみたいなヒレがすぐ近くで見られる!
図鑑にはフタバサウルスと載っているんだけど、ついフタバスズキリュウって言っちゃう。この角度だとばっちり目があいます。
フタバサウルス以外にも、日本で見つかった魚竜(ウタツサウルス)の展示もあります。
国立科学博物館の授乳室やトイレ設備は?
国立科学博物館の授乳室
授乳室は日本館地下1階のラウンジ脇にあります。
国立科学博物館のトイレ
トイレは日本館の地下1階、地球館の1階にそれぞれあります。
各階に設置されてはいないので、小さいな子供連れの場合はご注意ください。
どちらの館にもベビーシート付きのトイレがありますが、数は多くないので、混雑時はけっこう待ちます。
国立科学博物館の開館時間や入館料は?
施設名 | 国立科学博物館 |
所在地 | 〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20 |
TEL | 03-5777-8600 |
開館時間 | 通常9:00~17:00(入館16:30まで) ※金・土曜日、GWや夏季は延長する場合があるので、公式サイト内「アクセス・利用案内」を確認してください |
入館料とアクセス詳細 | 入館料:一般・大学生 620円/高校生以下 無料 公式サイト「アクセス・利用案内」 |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日) 年末年始(12月28日~1月1日) |
公式サイト | 国立科学博物館HP |
子供の成長に合わせて見学を楽しんで!
- 事前にフロアの展示内容を確認
- 子供の見たい展示を優先的に「つまみ食い」
「入館料払うのに一部しか見ないのはもったいないかな」と思いがちですが、集中力が続く時間は短いもの。
せっかくの見学が、後半は疲れた思い出しかないというのも残念なので、子供の興味のあるもの中心で回るようにしています。
子供が成長して知識と体力がついてきたら、もっとじっくり見学できるようになるはず!(たのむぜ息子!)
大きくなった子供とまた見学に来るのも、成長が感じられて楽しそうじゃありません?
もちろん、予定のコースを見学してもまだまだ見たい!余裕!って場合は、博物館内をすみずみまで見学してください。
子供にあわせたペースで、国立科学博物館を満喫してもらえたらいいなと思います。
「図鑑で見た!」「教科書に載ってた!」が満載のとーっても楽しい博物館です!
…愛が止まらないのでこのあたりで。
みなさまよい休日を!